省メモリプログラミング

省メモリプログラミング―メモリ制限のあるシステムのためのソフトウェアパターン集 (Software patterns series)

省メモリプログラミング―メモリ制限のあるシステムのためのソフトウェアパターン集 (Software patterns series)

  • 作者: ジェイムズノーブル,チャールズウィアー,James Noble,Charles Weir,安藤慶一
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 2002/06/20
  • メディア: 単行本
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プログラムのメモリ消費量を抑えるためのパターン集です。何しろパターン本なので当然といえば当然ですが基本的な方法を集めていています。
メモリサイズは全然気にしないという富豪プログラミングというか非現実的?(問題に対して潤沢な計算機資源があるという意味で = 普通コスト削減とかで少なくされちゃうでしょという意味で)な場合もあるかもしれませんが、それなりの大きさやそれなりの量を扱う場合にはちょっとでもメモリ消費量を少なくしたいという事は多いかと思います(サーバラック減らしたいとか、基板の実装面積減らしたいとか色々)。
またプロセッサの速度を出したい場合にも、アライメントをそろえないといけないという制約がありつつもキャッシュにデータを乗せたいとか、1レジスタに入れたいというような理由でメモリ消費量を抑えたい場合もあるかもしれません。
そんなこんなで、大量に出回るプログラムや長時間稼働するプログラムでは割と必要な技術と言えると思います。メモリ消費量まで気にしながら開発できる程、潤沢な開発期間があるかというまた別の問題もあるわけですが。